ドラマー紹介:Mike Clark

日本でMike Clarkといってもあまり有名ではない気がします。僕も最近までよく知りませんでした。

最も有名な参加作はHerbie HancockのThrustじゃないでしょうか。Actual Proofを聴いたことない人は少ないと思うので、実は彼のドラムを聴いてたという方が多いはず。

Paul Jacksonと一緒にグルーブの解説をしているシリーズは日本語の吹き替えが付いてた気がします。

このレッスン動画はかなり参考にしました。

“一番大事なのは4分音符をライドシンバルで叩いて踊らせることだ”

と動画中盤でいってます。ただモダンジャズ的な場面ではすこし場所をずらしたりするとのことです。

やっぱりいい演奏は4分音符のパルスを強く感じます。とりわけジャズはそのスイング感が常に流れてないとどんな細かいことやっても気持ちよくきこえないのかもしれません。

細かいこともやってますが、とてもクリーンな音でこういうルーディメンタルなフレーズはとても好きです。

ドラマー紹介: JP Bouvet

引用元:https://i.pinimg.com/originals/d0/14/c5/d014c5a2e86562ca497b4d57edaab13d.jpg

アメリカ人のドラマーJP Bouvetについてです。最近日本でもクリニックを行ったり認知されてきているようです。

初めて彼を知ったのは多分2011年Drum Offで優勝した時だったと思います。ファンキーな髪型で凄まじいドラムソロをやっていてアメリカにはこういう若い兄ちゃんがゴロゴロいるんだろうなって思った記憶があります。

その後セッションミュージシャンとしてキャリアを積んでるようで、現在はGereration X, Nuno Bettencourt, Peripheryのサポート等かなり大活躍しています。

彼はバークリー出身で、Animals as Leaders のMatt Garstkaと同期のようです。

最近はトップに貼った写真みたいに髪もヒゲも長くしてます。西洋人ってこうするとみんなジーザスっぽくなりますね。

パラディドルの応用についてレッスンしてくれてます。

流石にバークリーだけあってルーディメンツ等のテクニックも非常に高い。ブロークンな感じのビートも得意なようですが、基礎的なルーディメンツを応用させて表現に幅を出していく方法を教えてくれてます。

本当にすごいミュージシャンだなと思ったのがこのDRUMEOの動画です。

彼はクリエイティブに作曲する方法を自身のバンドChildish Japesと一緒に解説しています。

動画は1時間と長いですが、すごく音楽的です。引き算やコントラストを使って曲を面白くする方法ってこんなにあるんだと気付かされます。